名跡

  • 権助
  • 2021/09/09 (Thu) 20:54:15
「あの名跡はこの人に継いでもらいたい」みたいなの、皆さんにありますか?あれば教えてほしいです!

Re: 名跡

  • 大宮
  • 2021/09/10 (Fri) 19:08:08
深く考えずに、順不動で列挙します。
のんき → 松之助
小枝 → 花月亭九里丸
文太 → 文団治
仁智 → 仁鶴
三歩 → 三枝
鶴瓶 → 松鶴

のんき以外は現実味がないですね。

Re: 名跡

  • 酒本
  • 2021/09/23 (Thu) 14:16:30
>小枝→花月亭九里丸
もう小枝師匠は以前のようた珍芸家ではなくなりました。
協会理事ですし、ちゃんとした落語をやる有望な弟子も
二人いますし。
先代文枝の音曲噺を意識して演じるようになりました。
紙屑屋、蛸芝居、舟弁慶、小倉船、稽古屋、愛宕山など繁昌亭
昼席出番のトリでよく演じていますね。

九里丸は芸の形から言って笑福亭鶴笑が適任ですが、
パペット落語を確立し、今や繁昌亭でトリをとるようになり
世間にも、仲間内にも噺家として認められました。
今更、九里丸を継ぐ必要性はないでしょうが。

Re: 名跡

  • 初心者
  • 2021/09/24 (Fri) 10:24:32
>先代文枝の音曲噺を意識して演じるようになりました
 
 驚きました。関東住まいが長くなり上方落語事情に疎くなったようです
 小枝サンは、以前の創作落語「夢芝居?」や布団回し等を拝見するに、音曲噺も器用に熟されることと思います
 紙くずや」は先代と同様に動き廻られるのでしょうか

 繁昌亭や喜楽館ができて、噺家さんの意識も変わられたのでしょうか?
 桂文也さんなども繁昌亭で落語されているようですね。

 名跡継承も積極的にやってほしいですね
東京では、二つ目、真打ち昇進時に改名、襲名される例が多いようですが
上方にはそういうメリハリが無く、襲名のチャンスは少ないように思います
 襲名披露にはお金も掛かるそうですし、襲名に意欲のある方は
少ないのでしょうか
 
 個人的には、吉坊 文太サンなど前座名ぽい?方々には
然るべき名跡を継承して欲しいと思っております
 文紅師や松之助師 福朗師にも名跡を継いで欲しかったですね。 
 

 

Re: 名跡

  • 野高涼成
  • 2021/09/25 (Sat) 15:30:37
文太師匠はやはり襲名が待望されている方なのですね。

初心者様
東京と違って上方は入門時の序列のままいつまでも先輩の後を順番についていくみたいなところがあると思います。実力面でも年功序列が影響してそれぞれの芸風が上手く確立されない部分がある気がするので、東京みたいに名前を変えて芸歴を重ねる流れがあったらと思います。

東京が空き名跡を作らないように大きな名前でもどんどん襲名してしているように上方も、
文治郎、米喬、菊団治などある程度大きな名前
松団治、秋団治、鯛団治、など大きくはなくても現代に向いていそうな名前
麦団治、玉団治、文蝶、松朝、米歌子、米之助、染三、舶伝など戦後活動された方の名前
等が順番に復活するときっと上方も盛り上がると思います。

特に襲名してほしい方が
歌之助師匠 → 三代目歌団治
福郎師匠 → 四代目福松
石松さん → 三代目福郎
文我さん → 五代目文紅
まん我さん → 三代目我太呂

他にも若手~中堅ではちょうばさん、鉄瓶さん、染雀さんなど、中堅~ベテランでは春雨師匠、千朝師匠、米二師匠、枝三郎師匠が一門の系統の名前を襲名して欲しい方です。

Re: Re: 名跡

  • 大宮
  • 2021/09/26 (Sun) 22:44:49
酒本さま
確かに小枝師にとって、今さら九里丸襲名は合わないかも知れません。最近、珍芸はしてないですね。

Re: Re: 名跡

  • 大宮
  • 2021/09/26 (Sun) 22:54:24
野高さま
先代の森乃福郎師に福松を襲いで貰いたかったです。桂文之助を襲名する予定だったので、長寿であっても、福松を襲いでいなかったと思いますが。

先代の森乃福郎さん Re: 名跡

  • 植松
  • 2021/09/27 (Mon) 19:35:57
先代の森乃福郎さんは
桂文之助を希望されていました。

ここに明記されています。

Re: 名跡

  • 虎八
  • 2021/10/08 (Fri) 14:36:02
》植松様
有難うございます。
確か昭和62年(1987)「浪花座」の開場に併せて、
六代目松鶴→松翁
五代目枝鶴→七代目松鶴
福郎→三代目文之助と云う形で襲名披露を
行う予定だったが、
前年昭和61年(1986)に六代目松鶴師が死去
1周忌の追善興行に実子である五代目枝鶴師が無断で欠席し、
そのまま松竹芸能と上方落語協会から契約解除 除名処分となりそのまま廃業し、この話は流れたと云う話を聞いた事がありました。


Re: 名跡

  • 野高
  • 2022/04/06 (Wed) 20:52:37
大宮様、植松様、虎八様、ありがとうございます。
桂文之助は三代目文之助師匠がいらっしゃるので、福郎一門の方々は是非、笑福亭福松、笑福亭小福松、笑福亭松光等過去に存在した京都系統の名前を継いでほしいと思います。

 今まで意識していなかったのですが、露の五郎師匠の俄の師匠の二代目一輪亭花咲師匠は六代目林家正楽のお弟子さんということは、元々は本来の上方林家の系統の落語家さんに当たるのですね。
 花咲師匠と五郎師匠は落語でなく俄でのつながりではありますが、林家染三師匠門下から露の五郎師匠のお弟子さんになられた露の新治師匠が林家正楽、正二、正三、正六、延玉等本来の林家の名跡を襲名して名実ともに上方林家を残されるのも良いのではないかと思います。
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