林家染三

  • ダラ・チャール
  • 2012/06/19 (Tue) 17:49:52
添付の写真は、アサヒグラフ昭和51年10月発行のものから。
染三師匠の記事ではなく、門下の 林家じゅん という女流落語家をとりあげたもの。
弟子も含めた仕事のマネジメントを自身で行っていると載っているから、この時点では協会を離れているものと思われる。
昭和46年の「1080分落語会」では相撲場風景を聴いた記憶がある。FM大阪の番組でも相撲場風景を演じていた記憶がある。

Re: 林家染三

  • 源一馬
  • 2012/06/19 (Tue) 19:32:53
六代目と確執あったというのが定説だがほんまかいな。協会離れてからどっかで弟子ら連れて定席の小屋で落語会やってた。

江本龍彦も阪神・巨人師も弟子。

阪神・巨人は東宝系のトップホット蹴って吉本の岡門下になる。

染三の弟子の多くはトップホット出てた。

Re: 林家染三

  • 恋雅亭同人会
  • 2012/06/19 (Tue) 20:08:39
お亡くなりになられましたか。
当方のデータでは、上方FM寄席、SUNTV上方落語大全集の口演されています。
FM大阪上方FM寄席
①禁酒関所・1970.05.30
②ちりとてちん・1972.02.27
③猿後家・1972.11.19
④お血脈・1974.02.10

SUN・TV上方落語大全集
①ちりとてちん・1973.09.12(第50回・爆笑!料理教室)
②ふぐ鍋・1973.11.28(第61回・宴会時よ!)




Re: 林家染三

  • 酒本
  • 2012/06/19 (Tue) 20:13:52
そういえばトップホットの番組表で
林家じゅん、元・林家大染の大扇かなめ(江本龍彦)の名前を
見た覚えが有ります。

林家さん二が露の五郎門下で露の新治、林家さん生が桂小文枝門下で桂小つぶ(現・枝光)この二人は移籍して協会員になりました。

トップホットの番組はいわば混合部隊。東宝芸能、KAプロ、そしてフリーと東京からの客演で組まれてましたね。

Re: 林家染三

  • 一若
  • 2012/06/19 (Tue) 22:01:36
染三氏と仲良かった知り合いが染三氏から自分が習ってきたものというのを聞いた時に書いたまとめがあったような気がします。
四人ぐらいに音楽などを習っていたような気がします。
関西演芸協会にはいましたね。
少し顔がいかつかったような記憶があります。
しかし、落語の印象は残ってません。
追悼に誰かがあげたり、メディアが流してくれないのでしょうかねぇ…。

Re: 林家染三

  • ダラ・チャール
  • 2012/06/19 (Tue) 22:09:35
コマモダン寄席の番組表続編。
昭和45年7月中席に「歌謡小話:林家染三」とある。
先のアサヒグラフの記事の中に、アコーディオンを弾いて本人や弟子が歌を唄うという件があった。
同じ年の6月上席に笑福亭千鶴(六代目の唯一?の女性の弟子)。

博多淡海の新喜楽座が載ってる角座の新聞広告も出てきた。
メンバーに二人名前が載っている。「白羽」とあるのは、ルーキー新一ともコンビを組んだ 白羽大介であろうが、「淡子」というのは?
演芸陣は、タイヘイトリオ、敏江・玲児、ぼん・はやと、ひな子、フック・キック、田畑ブラザーズ(東京より来援)、トリオザミミック、一陽斎正一、好江・透、ヒノデサクラショー、ヤングにっぽんず。

Re: 林家染三

  • 酒本
  • 2012/06/19 (Tue) 22:29:12
>淡子
博多淡子ですね。博多淡海の嫁さんです。
レギュラーでは無かったが、芝居によってはちょくちょく出演してました。また、芝居の作・演出名は「木村平蔵」淡海の事です。

>笑福亭千鶴(六代目の唯一?の女性の弟子)
六代目にはそれよりもっと後年に雛鶴、幸鶴という女性噺家が居ました。
どっちかが松橋(しょうきょう)のちに里鶴となって廃業して死去した人と駆け落ちしたはずです。

染三さんがまだ協会に居た頃、京都市民寄席で1回だけ生で見ました。「禁酒関所」でした。たしかに厳つい顔でした、しかし声が小さかった印象しか有りません。

Re: 林家染三

  • 源一馬
  • 2012/06/20 (Wed) 17:50:40
主な弟子

染之助(昭和40年入門)
三笑(昭和48年入門、林家流どじょうすくい家元)
三太(昭和48年入門)
じゅん(昭和48年10月入門、横川純子)
大染(昭和49年4月入門、江本龍彦)
三六(昭和49年4月入門、現・オール阪神)
三喜(昭和49年4月入門、現・オール巨人)
しん三(現・露の新治)
さん生(現・桂枝光)
レモン(初代、元ミス着物)
リボン(昭和52年入門、井出まゆみ)
レモン(二代目、昭和52年6月入門、昭和53年11月廃業、寺田佳江)※一部で寺田佳永と書かれている。
さん馬(ダイヤル358)
じゅん(上記とは別人、昭和62年2月入門、秋山佳代子)

染三は戦時中は予科練にいて戦後、音楽を学ぶ(趣味のアコーディオンはこの頃習得?)昭和33年6月に入門、昭和35年千日で初舞台。
協会離れてから発足させたのが上方落語総合研究会(のち落語文芸協会)、河内長野市で千代田亭という会があった。

Re: 林家染三

  • 酒本
  • 2012/06/20 (Wed) 20:13:06
なるほど、弟子の全容がわかりますね。

露の新治さんは林家しん三からさん二になって露の新次を経て新治になったわけですね。

最後の「じゅん」は本名を秋山佳代子という事は染三(秋山三郎)さんの娘さんでしょうか?

Re: 林家染三

  • ダラ・チャール
  • 2012/06/21 (Thu) 14:41:45
染三さんは、私の他に聴かれた方も印象に残る芸風ではなかった様子。しかし、廃業したり他門に移った人が多いものの、お弟子さんの数が非常に多い。何故なのかな?
染之助という方は、宝塚ファミリーランドの怪談大会の看板で名前を見たことがある。「染の助」と表記されていたが、この人なのかな。
二代目染丸の弟子にも、染之助という方がいたと「古今東西噺家紳士録」には記載されているが・・・。

Re: 林家染三

  • 酒本
  • 2012/06/21 (Thu) 19:28:12
古今東西噺家紳士録に記載されてるのは二代目染之助ですね。

三代目が先代染丸門下で後に俳優になった神戸瓢介です。
藤山寛美主演の映画「色ごと師桂春団治」にも先代染丸と共に
噺家役で出てますね。
僕らの年代はアニメ「ロボタン」の声の人として馴染みが有りました。

四代目が染三さんの弟子さんでしょうか?
染三さんの所は弟子さんというより落語教室生徒さんという意味合いが強いようですね。だから人数が多いように思います。

宝塚のファミリーランド毎年恒例の「怪談大会」のポスター(主に阪急電車で見ました)は私としては橘家円之助さんの名前を良く見ました。

Re: 林家染三

  • 源一馬
  • 2012/06/21 (Thu) 19:29:28
染之助は二代目染丸門下に3人ほどいて

三代目染丸門下には2人?ほどいた

ひとりは神戸瓢介名乗った(wikipediaより)

Re: 林家染三

  • 一若
  • 2012/06/21 (Thu) 19:33:20
染三師はピアノを戎谷英次郎、アコーディオンを森明、歌を松永尚道、歌謡曲をコロムビア歌謡学院、阪上郁一に師事をしたようです。
弟子の多さは不明ですがやはり落語教室などが響いたのか…。

Re: 林家染三

  • 源一馬
  • 2012/06/22 (Fri) 10:49:22
現在上方演芸人名鑑より

Re: 林家染三

  • 源一馬
  • 2012/06/22 (Fri) 12:13:46
林家じゅんは横川純子のじゅんと秋山佳代子のじゅんの間にもう一人じゅんがいるね。
あと林家三八という弟子もいた。

Re: 林家染三

  • はるおみ
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  • 2012/06/24 (Sun) 17:58:04
はじめまして。林家じゅん(横川純子)さんを検索してて、見つけました。すみませんが、以下の2点を教えて頂けないでしょうか…。

①林家じゅんさんは、いつ頃まで落語家をしてはったんでしょうか?源一馬さんご紹介の相羽秋夫さんの『名鑑』には、露の都のところに、「昭和55年3月現在で、女流落語家は、林家じゅんとただ二人だけ…」とありますが、その後は…?

②ダラ・チャールさんご紹介の『アサヒグラフ』にも出ているかと思うのですが、じゅんさんは、どんな噺をどんな感じで演ってはったんでしょうか?

自分は子どもの頃「お笑いトップホット」は時々観てたんですが、じゅんさんは憶えてなく、先代小染主演のドラマ「居候バンザイ」?の出演が唯一の記憶、なので…。

どうかよろしくお願いします…。

Re: 林家染三

  • はるおみ
  • E-mail
  • 2012/06/24 (Sun) 18:36:23
すみません、最近急に林家じゅんのことを思い出して、気になってます。重ね重ね、よろしくお願いします。

「居候バンザイ」は、先代小染がおじ夫婦(ノック・小浜)のやってる食堂で出前持ちをしてる居候の役やったと思います。じゅんが何の役やったかは、憶えてません…。

Re: 林家染三

  • 酒本
  • 2012/06/24 (Sun) 19:51:50
>じゅんさんは、どんな噺をどんな感じで演ってはったんでしょうか?

ABCフレッシュ寄席というラジオ番組で「いらち俥」を聴いたのみですが、可愛い女の子が可愛く落語を喋ってるていだけの語り口でしたね。

なを、じゅんさんがお笑いトップホットには出る場所は無かったと思います。

Re: 林家染三

  • はるおみ
  • E-mail
  • 2012/06/24 (Sun) 20:29:00
酒本さま、ありがとうございます…!

Re: 林家染三

  • はるおみ
  • E-mail
  • 2012/06/26 (Tue) 12:05:47
酒本さまが言われるように、林家じゅんさんは、「可愛い女の子」という感じやったですよね…。

源一馬さまが6/20に紹介されている染三師の写真は、相羽秋夫の『上方落語かたいれ事典』(昭和57)掲載の写真と同じ頃のもののようですね。この本の系図では、染三師の弟子は現新治のさん二さんだけなので、上記『現代上方演芸人名鑑』によれば昭和55年にはまだいてたじゅんさんは、もうやめていたんでしょうか?

ひつこくて申し訳ありません。林家じゅんさんをご存じの、上方演芸に詳しい方々に、やっとめぐりあえたので…。
林家じゅんさんのことでご存じのことを、よろしかったらご教示ください…。

Re: 林家じゅん

  • 初心者
  • 2012/06/26 (Tue) 23:22:57
コマーシャルにも出られてました。
 多分関西ローカルやったと思います
 内容は忘れましたが
 「焼けますね」というフレーズだけ覚えています。

ABCフレッシュ寄席では
染三師のアコーデオン伴奏で、何か歌っていた
 という印象しか有りません。

「梅小鉢」の可愛い方
風だったような気もしますが・・・ 

「ご教示」と言うほどの内容でなくてスイマセン。
  

Re: 林家じゅん

  • はるおみ
  • E-mail
  • 2012/06/27 (Wed) 02:35:46
「初心者」さま、ありがとうございます…!

この掲示板のおかげで、林家じゅんさんのことが
だんだんわかってきて、感謝です。
当方とにかく相羽秋夫さんの『名鑑』と、
ドラマのおぼろげな記憶だけなので…。

じゅんさんのことにだけ固執している訳やないんですが、
露の都師より入門が先で
すぐにやめた訳ではないらしい人として、気になってました。

ご常連の方々、すみませんができましたら今暫らく、
よろしくお願いいたします…。

Re: 林家染三

  • 源一馬
  • 2012/06/27 (Wed) 09:24:06
現在上方演芸人名鑑より

Re: 林家じゅん

  • はるおみ
  • E-mail
  • 2012/06/27 (Wed) 12:11:03
源一馬さま
そうなんすよね。時々『名鑑』のこの頁開いて、
「ああ、林家じゅんて、おったなあ」て。

で、相羽さんによると、この『名鑑』当時は、
じゅんと都だけが女流落語家やったゆうことですよね…。

今のことを知りたい訳やないんですけど、いつ頃まで
活躍してはったんか、また、酒本さまや初心者さまみたいに、
当時のことを他のご常連の方々からも教えていただければ
…すみません、度々厚かましくて。
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