ご無沙汰いたしております。
私も、関西在住よりも関東での時間の方が長くなってしまいました。
関東へ移住した当初は、上方落語と比較しながら、何処か斜に構えて江戸落語を聞いておりましたが、今ではスッカリお江戸の寄席(定席)にどっぷり浸っております。
上方落語も随分様変わりした様ですね
名跡継承も 米團治、塩鯛、文之助、文都、春団治、梅団治、花団治、文枝、小文枝、文三、文昇、枝光、枝曾丸、枝三郎、枝鶴 等以前より活発になっているようですが、意外と文枝一門の襲名が多いですね
しかし、文枝、文都、枝鶴以外の師匠方の襲名後の生の高座は一度も拝見しておりません
そういえば、米朝一門の聖地「サンケイホール」も「ブリーゼ」に変わってから一度もいっておりません。
吉朝、雀さんにも孫弟子さんができ、松枝さん呂鶴さんにもお弟子さんがおられ、筆頭弟子の松五さん、呂竹さんはもう15年選手、たまサン、笑助さんは20年選手なんですねぇ
先日、Radikoで「ABC上方落語の会」を少し聞きました。以前は、「無料のラジオ公開録音」のイメージですが、今では一大イベントとなり、チケット入手も困難とか
終演後の出演者のトークで、夜の部のネタが「天災」「湯や番」「転宅」「試し酒」で、「何処が上方落語を聞く会やぁ」と自虐的に仰ていましたが、演目名を見る限り、私も同じ突っ込みを入れたいです。
どうやら私の中の上方落語界は、「四天王が君臨していた頃」、「島之内寄席ダイエー京橋亭」の頃から時間が留まっているようです。
江戸落語と比べたり、型に填めるのは異論もあるでしょうが
例えば、さん喬、権太楼、志の輔、談春、喬太郎、一之輔、白鳥などの位置づけに該当する上方の噺家(一言で言えばお勧めの噺家)さんは何方でしょうか
長々と思いつくままですいません。