上方芸能・落語・演芸 の 過去・現在・未来を語る 493019


廃業された落語家等など

1:虎八 :

2015/07/24 (Fri) 06:25:50

 前に笑福亭花丸師について書かれておりましたが、
 この方も20年近く活動され、名古屋の大須演芸場の支配人になられたのですか?
 又廃業後も特別な会には出られる方も居られます
 桂米治郎師 桂小文吾師等

 この方達よりキャリアは後ですが、現在別の事をされておられるが、名前は残しておられる方もおられると思います。
  米朝一門では桂米蔵 橘家円三 桂米裕 可朝門下の月亭ハッピー 月亭ハッチ 八方門下の月亭連方と云った方や
  笑福亭一門の笑福亭和鶴 春団治一門の桂春彦 桂丸福(教員をされているとか)等が聴いたことなく
最近見かけませんが私の認識不足なんでしょうか? 
又、不祥事等で師匠や一門から破門を言い渡されない限り、
別の仕事を行い名前だけ残して置く事も可能なんでしょうか?

 又、廃業しても当時の芸名で高座に上がられる方(米治郎 小文吾)と名跡を返上し自ら芸名を名乗られる方も居られます
(もう少しキャリアが後になりますが、笑福亭仁鶴門下で仁助と云われた方が、芸名を変え、社会人落語と云う形で豊橋の方で活動されておられます)
このあたりのことを教えていただきたいと思います。
2:酒本 :

2015/07/24 (Fri) 08:30:44

米朝直弟子は一人も辞めていないという事です。(先代三木助の預かり木久丸は省く)

米蔵。山梨でちゃんと活動されてますし、米朝告別式では出棺時に棺を持ってました。全国で講演会活動が主だった仕事です。

米裕。岡山で副住職をしながら主に岡山で噺家やタレント活動もしてますし、米朝事務所所属でもあります。去年繁昌亭昼席にも出ました。この人は宗派の伝教師という役をやってるようです。

円三。近年、ざこばさんに務められて動楽亭に出演しました。この人も講演会の講師が主です。

この三人は廃業ではありませんのでお間違えのないように。

連方。協会にも系図にも八聖亭の一門プロフィールにも名前はありませんから、噺家廃業という認識です。

春彦。いろいろ諸事情で系図や協会に名前はありませんがやってるらしい。(破門は解けてるそうです)

丸福。数年前に繁昌亭の福團治の会に名前がありましたが、いまだに昼席には出た事はありません。

そのほかの方、和鶴、ハッピー、ハッチ、の活動は皆無です。

噺家は他人に迷惑をかけて破門されたような、よっぽどのことで辞めた者は別として、廃業した人に対して寛容です。
亡くなった松葉さんの弟子で若松。師匠死去の為に高座に上がることなく廃業して現在会社員。それを同期の噺家たちが二十年目の初舞台という会を最近企画してやって、一日だけ落語をさせてやりました。ちゃんと仲間内に根回しして了解とって、どっからも文句の出ないように。

東京の桂小金治師は俳優に転向する時、師匠に名前を返すと言ったら、えらい怒られたそうですね。

反対に嘉門達夫は絶対笑福亭笑光を使えません。あの師匠は許さないでしょうね。
3:初心者 :

2015/07/27 (Mon) 00:52:32


> 亡くなった松葉さんの弟子で若松

七代目襲名が決まった時に
弟子志願者も決まったというニュースも新聞などで
見聞きしておりましたが、
そのまま廃業されたのですね

他の師匠(笑福亭)に再入門する
という選択肢はなかったのでしょうか
4:酒本 :

2015/07/27 (Mon) 19:06:33

>他の師匠(笑福亭)に再入門するという選択肢はなかったのでしょうか?

単に落語家になりたいという人と自分が決めた師匠でないとダメと言う人は居ますね。 若松さんは後者だったんでしょうね。師匠松葉さんの人柄だったら笑福亭以外でも引き取ってもらえたはずです。

この年に入門した人は上方落語界豊作の年と呼ばれていて、去年二十周年を迎えた人々です。
吉弥、米紫(都んぼ)、かい枝、菊丸(染弥)、春蝶(春菜)、文鹿(ちゃん好)三金、三若、福矢、もはや弟子の居る人、襲名した人、東京へ活動場所を移した人と多種多様。
現在協会執行部の次の次の年代で確実に上方落語の一時代を築ける人たちでもあるのです。
5:酒本 :

2015/08/01 (Sat) 20:29:45

襲名した人、米紫、春蝶、文鹿、菊丸

弟子の居る人、吉弥、文鹿、春蝶

東京へ移住して活動場所を移した人、春蝶、三若(秋田県住みます芸人卒業後)

大阪在住ですが東京でも活動してる人、菊丸、かい枝

全国展開してる人、吉弥
6:酒本 :

2015/08/02 (Sun) 14:05:56

>俊秀の何人かの入門二十年目と比較すると・・・。

まあ、それを言ちゃーお終いよ・・・。ちゅうことですわ。
今は上がつかえてますから、比較対象が四天王の頃と比べたら違いすぎますからね。それに四天王と今の子らの落語に対する心構えというか、考え方が違いすぎますからね。そら私ら今の20年ぐらいの子らは、ついこないだまでトップに出てた感覚がずっと付きまとってます。四天王が20年ぐらいの頃のレベルに今の子らがなろうと思ったら、後20年ぐらいかかりそう、もしかしたら成れないかもしれませんね。

ダラ・チャールさまのおっしゃることはよく解ります。40年も落語会に通ってますからひしひしと感じております。
でも、私は。今は今の噺家の噺を聞いて楽しみたいと思っています。楽しまな損やから。

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